11月も中旬になり、例年であれば紅葉が見頃の時期のはずですが、暖かいからか今年はほとんど山は色づいていません。
これも長い年月の中では時折あることなのでしょうが、気候変動の影響でこのような年も出てくるようです。
そのメカニズムを解明するために、来年6月から11年ぶりに年稿掘削が行われることになりました。
プロジェクト名は「『暴れる気候』と人類の過去・現在・未来」で、立命館大学のほか東京大学、筑波大学などが協働で取り組むようです。
7万年分という途方もない年月の堆積物が、1年の欠けもなく掘削できた場所は奇跡の湖と言われる「水月湖」。
歴史の謎を解く鍵であるとともに、持続可能な未来につながる壮大なプロジェクトが行われるこの場所を、ぜひご自身の目で確かめにきてください。